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芸能紹介Entertainments Introduction

雅楽ががく

多久市職員等扮する『伶人』が荘元和厳な雅楽を奏でる中『釈菜』が執り行われます。

孔子の里│多久聖廟 孔子の里│多久聖廟 総勢約30名の伶人により演奏される雅楽

孔子の里│多久聖廟 雅楽

楽太鼓 -がくだいこ-

孔子の里│多久聖廟 腰鼓

鉦鼓 -しょうこ-

孔子の里│多久聖廟 獅子舞

鳳笙 -ほうしょう-

孔子の里│多久聖廟 雅楽

龍笛 -りゅうてき-

孔子の里│多久聖廟 腰鼓

篳篥 -ひちりき-

孔子の里│多久聖廟 獅子舞

鞨鼓 -かっこ-


腰鼓ようこ

孔子の里│多久聖廟 腰鼓

小学生の腰鼓

孔子の里│多久聖廟 獅子舞

中学生の腰鼓

腰鼓は中華人民共和国における伝承民俗楽器の一つで、伎楽器(ぎがくき)に類し、鼓(鼓面形20cm、長さ40cm)を飾り紐で肩にかけ、腰の辺りで撥で打つ楽器です。
中国南北朝時代梁の国の荊楚歳時記に「村人並撃ニ細腰鼓一」とあり、今から約1500年前に使われている事がうかがえます。演技の種類、方法は地方によって若干異なりますが、大体において10種類程度があり、更に組み合わせ創作によっていかようにも展開できる踊りです。
多久市では、毎年10月秋季釈菜で、演技します。主な演技は、導入舞曲、凱旋鐃歌楽、崇聖楽、祝の舞、栄の舞、業の舞などがあります。
現在多久市では、胡弓奏者趙国良氏より寄贈された腰鼓200個を用いて、子ども達によって受け継がれています。


獅子舞ししまい

孔子の里│多久聖廟 雅楽

小獅子のコミカルな演技

孔子の里│多久聖廟 腰鼓

大獅子ペアの演技

孔子の里│多久聖廟 獅子舞

大獅子の妙技

中華人民共和国の北地方で、1500年に亘り地域の祭典や春節の行事として伝承されてきた民俗芸能です。
規範(法)を守り、世相を浄化する事を趣意とした芸能で、「獅子のように奮い立ち勢いを盛んにする」ことを表現しております。
ドラや太鼓の勇壮な響きに合わせて大獅子(2人組)の躍動のある躍り、そして軽妙なタッチでユーモラスに動き回る小獅子。中国ではこの獅子舞を「舞獅」と言い、日本在来の獅子舞を「彩獅」と呼び区別しています。
重要文化財多久聖廟の存在感を活用した特有の地域芸能を作り出すために、1993年(平成5年)に当財団が、多久市文化連盟と共同で導入したものです。


釈菜の舞せきさいのまい

孔子の里│多久聖廟 孔子の里│多久聖廟 多久市内の有志による「釈菜の舞」

重要文化財多久聖廟の祭典行事「釈菜(せきさい)」は、聖廟が創建(1708年)されて以来、連綿として伝承されてきたもので、佐賀県重要無形民俗文化財に指定(昭和55年)されている文化的遺産です。
この釈菜の文化的付加価値を高めるために、孔子の生誕地である中華人民共和国山東省曲阜市の孔子廟の祭典の礼に倣い、曲阜市人民政府の協力指導を得て、平成7年度に「釈菜の舞」として導入創設したものです。

「釈菜の舞」は、中国では、「ホウ古祭孔楽舞(ほうこさいこうがくぶ)」と称しています。ホウ古とは古典を意味しています。
中国においての孔子祭典が国家的な式典となったのは、今からおよそ2千年前の漢の時代といわれており、祭孔楽舞は、この時代に創始されたものと推測されます。
伝統的な古典の舞「祭孔楽舞」は、現在でも曲阜市孔子廟の祭典「文化節(9月26日)」で、中国伝承の雅楽に合わせて奉納されています。
曲阜市孔子廟の祭孔楽舞は、「明、徳」「生、民」「春、秋」「惟、天」「攸、敘」などを表現した108手によって構成されており、その形式は、「ハチイツの舞」となっている。「ハチイツ」とは、1列8人並ぶ舞で64人の舞生の体型となっているものです。
多久聖廟の釈菜の舞として導入された祭孔楽舞は、一部を省略した七種56手よりなり、舞生も1列5人づつの四列からなっています。

「釈菜の舞」の導入に際しては、中国曲阜市人民政府の友好的協力を得て推進したもので,曲阜市の古楽舞団の指導者5人が平成7年9月16日から10月16日までの約1ヶ月間多久市の招聘により滞在し指導されました。

    指導者名
  • 曲阜古楽舞団:団長 許 相雲
  • 曲阜古楽舞団:楽舞指導 趙 連成
  • 曲阜古楽舞団:舞蹈教練 羅 世鵬
  • 曲阜市実験小学校政教處主任:魏 運勝
  • 曲阜市外事弁公室副主任:韓 鳳挙

舞の衣装、小道具類も曲阜市から輸入調達しました。

    衣装、道具の名称
  • 帽子:様頭(ブトウ)
  • 服:朝服(チャオフー)
  • 帯:彩調(ツァイチョウ)
  • ズボン:(ツァイク)
  • 靴:鞋子(シュエイズ)
  • 左手棒:(ユェ)

釈菜の舞の導入は、平成7年度「民俗伝承文化の振興」事業として財団法人日本船舶振興会の助成事業(補助率4/5)として対応したものです。この助成事業は、モーターボート競走法による公営競技の収益の均てん化の推進を図るためのもので、特に芸術文化活動のソフト面での振興に寄与するものとして同財団の認証を受けました。


花棒舞はなぼうまい

孔子の里│多久聖廟 孔子の里│多久聖廟 多久市内の保育園児達による演技

「花棒舞」は中国の伝承芸能で、お祝いなどの際に子ども達が舞っています。長さ40cmの棒の両端に花飾りを付け、軽快な躍りで花の美しさを表現します。
公益財団法人 孔子の里では、平成11年から幼児用にアレンジし、多久市内の保育園児達により毎年、10月の秋季釈菜で披露されます。

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